学習のヒント
英語学習のヒント
● 東京工業大学の入試問題を広げて,「先生,これ全部サンシャインとクラウンでした!」と合格報告に来てくれたK君。「5文型と品詞」、「左から右へ」、「シャドウイング」に愚直に取り組んだ結果が出て、二人で何度も何度も「よかった、よかった」と言って喜び合いました。記念に『英文法解説』を進呈しました。
●『入試問題の長文化に伴い、速読の必要性が説かれることも多くなっている。しかし、一文一文の正確な理解をおろそかにしたままで、キーセンテンスだのパラグラフ・リーディングだのと言ったところで、砂上の楼閣に等しい。「読む」ことと「訳す」ことを区別し、全体をまず訳してから次に英文の内容を考えるのでなく、文の先頭から英文の流れにそって直読直解してゆく のである。』
●『1冊のテキストが「分かった」からと言って、別の新しい教材をやってみる。こんな人の英語力はかわいそうなほど伸びません。「習うより慣れろ」という言葉がありますが、私はそれでは足りないと考えています。英語は「慣れるまで習え」と声を大にして言いたいと思います。テキストを繰り返し繰り返し声に出して読み、身体が英語に慣れるまで精進してください。』
●『もし忙しいからというだけで走るのをやめたら、間違いなく一生走れなくなってしまう。走り続けるための理由はほんの少ししかないけれど、走るのをやめるための理由なら大型トラックいっぱいぶんはあるからだ。僕らにできるのは、その「ほんの少しの理由」をひとつひとつ大事に磨き続けることだけだ。暇をみつけては、せっせとくまなく磨き続けること。』
『走ることについて語るときに僕の語ること』(2010)より
●『浦和英語塾では、5文型や修飾関係など 文構造を意識して 学習し、その後、家で ひたすら音読とシャドーイング をして英文を定着させます。やがて、予習時には自分でしっかり考え,次のレッスンで先生に聞きたい部分が明確になっていきました。過去問の長文を読むときもスラスラと意味が理解できるようになり、驚きと喜びがありました。とても苦手で嫌いだった英語が、模試や受験では私の得点源になりました。』
●『プロを目指す人には今どんなに力があっても、最初級レベルからきっちりやる ことをお勧めしています。ジャパンタイムズで私が新人記者特訓を担当していたときは、英検1級を持っていても最初は200語レベルから始めました。実は超落ちこぼれ記者用に中学1年生レベルの入門読本も用意してありました。大人にとっては退屈な内容なのですが、伸びが速い記者ほど「読んでみたら面白かった」と言っていました。』
公式サイト『英語の世界』より
●『語学力の進歩は努力の量に正比例する。語学の習得には頭脳のよしあしは問題ではない。いやしくも、高校に進むだけの能力があり、人なみの努力さえ惜しまなかったならば、入試問題を解く程度の英語力は容易に養成しうるはずである。要は努力である。根気である。』
●『語学はトレーニングです。ですから、語学を伸ばすための最低条件は「反復」することです。何事においてもそうですが、基本的な事項は身体が条件反射するぐらい徹底しないといけません。「もう本当に飽きた」と思うぐらいにまで反復してください。見た瞬間に構造が「パッ」と分かるというレベルになるまで復習してください。』
『大学受験のための英文熟考[改訂版]』(2023)より
●『言葉の裏にある思想を理解するには、背景に、ある程度の教養をもっていなくてはいけない。その教養は小学校時代から始まる。国語、算数,理科、社会,どんな学科にも興味を持っていた者は幸いである。ラジオ、スポーツ、映画、演劇,美術などに興味を持っていた者は幸いである。特に、新聞,雑誌、小説、論文,随筆などを熱心に読んできた者は、外国語の学習の資格をじゅうぶん備えている、と言ってよい。国語が本当にわかっていることは外国語を半分理解していることであると言っても過言ではない。個々の教養は英語の学習を能率的にする。
しかし、高校上級にあっては、もはや教養目標の余分の読書はできない。各科目の学習に際して、詰めこみ、丸暗記をねらわず、真に理解し,自分自身の知識として消化することによって、それに代用させるよりしかたがない。知るを知るとし、知らざるを知らずとせよ、これ知るなり。すなわち、わからないことは一応わからないこととして、わかっていることと区別する。これが真の意味での「教養」でもあり、本当の真理探究の態度でもある。そして、真の能率を高めることになるのである。』
ベスト・スピーチ
受験情報
● 大学入試センター
● 英検
● TOEFL®
● TOEIC®