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ダヴコット通信

最終更新日 2024.1.29

CROWN English Communication』本文の新出単熟語と『東大英単語熟語 鉄壁』を関連付けて学習できるように括弧内に通し番号を記しました。鉄壁は全50セクション。1日1セクションで50日。1日2セクションで25日。Review Testは秀逸。自分なりの工夫をして語彙力UPに励んでください。


CROWN English Communication.jpg改訂版東大英単語熟語.jpg


CROWN English Communication I (2022)

Lesson 1 The Blue White Shirt

❶ confusing (513), recognize (883), complicated (86), confused (513) ❷ clerk (54), ordinary (15) ❸ curious (489), deceptive (720), confusion (513), native (1228), puzzled (1802)

Another Point of View frown (1712), indicate (652), bow (1283), acceptable (438), positive (1735), insult (971), victory (392), nod (1282), opposite (501) / on the other hand (1984), fail (454), fall back on (1631), refer to (539), point to (1634), face to face (cf. make a face 1640), point out (1634), up and down (cf. upside down 1598)

Lesson 2 Does It Spark Joy?

❶ tidying (1777), consultant (540), tidy up (1777), insist (611), fashionable (1413), frustration (762), soluttion (447), neat (1776), fascinated (1370), article (1114), put A in order (1926) ❷ principle (1043), discard (178), apply to A (415), process (647) ❸ ruthlessly (1747), treat (1159), immediately (263), text (571), admit (655), coincidence (284), illustrate (591), respect (43), relationship (492) ❹ get rid of (175), attachment (113), value (1000), priority (281), thus (1973), profoundly (65), affect (677), transform (663), sort (1013)

Another Point of View inspire (1857), item (1797), gratitude (987), discuss (605), attitude (1041), heirloom (heir 934), retire (923), environment (1238), ideal (199), category (377), pile (1329) / all the same (1978), in the sense (721)

ピアノの場合,ピアノ教本や楽譜などを使って理論的な勉強は欠かせません。但し,いくらなんでも教本を読んでいるだけではピアノを弾けるようにはなりません。上手に弾くためには,正確な理論に則り,実際に鍵盤に向かって繰り返し練習するほかありません。

英語でも同じことが言えます。ピアノ教本を「英語参考書」に,弾けるを「使える」に,指を動かしてを「音読して」に読み替えてみてください。身体を動かしてにすればスポーツにだってあてはまりそうです。

何事も,頭でっかちはダメ,闇雲に身体を動かしているだけでもダメ,両方が相まって,「頭で理解し,身体で覚える」ことが大切なのです。

國弘先生が1970年に著した『英語の話し方』(サイマル出版会)は,当時,大ベストセラーとなって,1984年に『新版 英語の話しかた 国際英語のすすめ』(サイマル出版会)へと改訂されるまで版を重ねました。以降,たちばな出版より『國弘流 英語の話しかた』(1999)と『國弘正雄の英語の学びかた』(2006)が,それぞれ別の構成者を得て発行されています。

以下は,初版から「只管朗読のすすめ」の全文引用です。『國弘流 英語の話しかた』(1999)以降は,「只管朗読のすすめ」は「私の只管朗読」と改題し,その後半部分が構成者によって書き改められています。

國弘の最新の音読に関する知見は,『英会話・ぜったい音読 入門編』(講談社,2001)の中で,「英語習得の王道は『音読』-科学的にも証明された音読の効用」と題する項で読むことができます。

只管朗読のすすめ.JPG


國弘正雄『英語の話しかた』(サイマル出版会,1970,絶版)

「只管朗読のすすめ」

只管(しかん)朗読ということばは,読者の方々にとってはおそらく耳なれないことばだと思いますが,読んで字のごとくで「ひたすら朗読する」という意味です。

私がこの只管朗読ということばを思いついたのは,鎌倉期における曹洞宗の開祖,道元禅師が,「只管打坐」ということをいっていることからです。道元禅師の説いた「只管打坐」というのは「ひたすら坐りなさい」ということです。つまり道元禅においては,臨済禅などとはちがって,公案を一生懸命考えさせるようなことはあまりしません。

公案というのは,たとえば隻手の声,つまり片方の手がどういう音を出すかとか,犬の子が果たして仏性を持っているかどうかといった一種の謎解きのようなものを与え,一生懸命考えさせることによって,われわれの非常に世間的な常識のようなものを打ち破り,新しい境界にとび込んでゆくのを助けることを目的としています。

これは禅,あるいは悟りということに対する,いわばきわめて知的なアプローチだと思うのですが,それに反して道元禅師の説かれた「只管打坐」は,とにかく黙ってお坐りなさいということなのです。これが新しい境界に到達するための最短距離なのだと説かれたわけです。

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